食事中の作法
職場の宴会だと自分の部署だけでなく、他の部署からの参加者もいる場合があるので最終的に参加メンバーが多くなり、会場が居酒屋などではなく、ホテルの宴会ホールを貸し切って開かれる場合があります。ホールによる宴会の多くは立食型パーティーですが、参加メンバーがきちんと把握出来ている場合は着席できるように参加者分の椅子が用意されている着席型パーティーの場合もあります。このページでは着席型と立食型パーティー、それぞれの食事作法のポイントについてご紹介します。
席の確保
立食パーティーの場合は参加人数分だけの椅子が用意されていないケースがほとんどです。
そのため、参加者はバッグや上着を椅子に置いて席を取らないようにしましょう。休息する場合を除いて、ずっと腰掛けて椅子を占領することも避けておきます。
乾杯が済むまで我慢
着席型パーティーでは、主催者側の挨拶が終わって、乾杯が済むまでは料理や飲み物に手をつけないのがマナーです。
食事だけでなく喫煙も慎みましょう。脚を極端にくずさず、姿勢を正して挨拶を静聴するようにしましょう。
また、乾杯が済むまで料理に手をつけないのは立食パーティーにおいても同様です。主賓のあいさつのときは、皿を置いて話を聞くようにしましょう。
料理について
振る舞われる料理は、コース料理の順に前菜から時計回りに取るようにしましょう。料理を欲張って一辺に取るのは厳禁です。
自分が食べる分だけ2、3品目取ったら次の方のことも考えて料理テーブルを速やかに離れましょう。
料理テーブルの周りで飲食、おしゃべりなどの行為は他の人に迷惑をかけるばかりでなく、つばなどが料理に付着する原因となるので非衛生的です。
また、料理を他の人の分までまとめて取ったり、取った料理を残すのはマナー違反なのでやめておきましょう。
取り皿について
立食型、着席型どちらとも、食事に使うお皿は使いまわさず、食べ終わったら新しいお皿を使用するのが一般的です。また、一度にお皿の盛るのは、前菜なら2〜3種類、温かい料理は2品ほどに抑えて山盛りにせず何回かに分けてとりに行くほうが上品に見られます。お皿は1回に1枚、次の料理をとる時は新しいお皿を使うのが基本マナーであり礼儀です。温かい料理と冷たい料理は、それぞれ別のお皿に分け、ソースが混ざりそうな料理は他のものと組み合わせないようにしておきましょう。各自で料理をとりに行く立食パーティでは、コース料理と同じように前菜→メイン→デザートの順番で進むのがベストです。人気メニューであるお寿司は、前菜的な扱いが一般的お料理の盛られたお皿の端からとっていくのが良いでしょう。
お皿の持ち方
ちょっと細かくなりますが、お皿の正式な持ち方についてご紹介します。まずお皿を左手で持ち、フォークをお皿にのせて親指ではさみ、グラスも左手で持ちます。しかしこれは慣れていない人にとっては至難の業であり、無理に持とうとすれば床に落としてしまいます。無理せずに、グラスとお皿のどちらか一方はテーブルに置いて置く事ですね。そして、少し注意しておくべきなのが、料理のお皿を持って歩き回ること。これは厳禁です。移動時にはグラスだけを持つようにしましょう。
周わりに合わせた食事ペース
着席型パーティーでは、料理がフルコースの場合、食事のペースを他の人と合わせるのがマナーとなります。自分だけのんびりしていたり、
さっさと食べ終えたりしないよう気を使いましょう。立食型と違って同じ席に座り続けることになるので、食事を取りながら同じテーブルに座った方達と進んでコミュニケーションを取るようにしておけば、なお楽しいパーティーとなるに違いありません。
振る舞い・作法
立食型パーティーにおいて他の人と話をするときは、手には飲み物だけを持つようにし、食べ物はテーブルに
置くようにしておけばスマートに見えます。絶対に歩きながら飲食してはいけません。この行為がマナー違反であることはもちろんですが、飲食物ごと他人に接触するなど思わぬ事故につながる恐れがあるので注意しておきましょう。また、急に立ち止まったり振り返ったりするのも立食パーティー会場では危険行為となります。周囲の様子を見計らって他の人と不意に接触しないように気をつけましょう。また、壁際の椅子はお年寄りや疲れた人のためのものなので、座っておしゃべりしたり荷物を置くことは控えるのがマナーです。